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■ VOLVO 240の修理事例

パワステのギアBOX修理

001 パワステのギアBOX修理

ステアリングの切り返しが重くて異常を感じてのご相談でした。調べてみると、パワステのギアBOXの不具合が原因でしたが…当然、新品パーツがない状態ですので、実車パーツをオーバーホールしたリビルト品で対応。無事に修理を完了しました。

運転席シートを交換

002 運転席シートを交換

長年の使用でヘタリ込んだ座席シート。なかでも運転席は、座面が落ち込んで抜けてしまうほど。入庫した240は、まさにそんな状態でした。手作業の補修も可能ですが、たまたま程度の良い中古シートを入手できましたので、交換作業で修理をさせていただきました。

ECU不良でエンジン停止

003 ECU不良でエンジン停止

走行中にエンジン不調が続き、挙げ句の果てに全く始動しなくなった88年式の240が入庫。綿密な点検の末、ECU(点火系のコンピューター)の異常が分かり、ソケットの不良や内部の焼き付きが酷い状態でした。早速、中古パーツを手配したところ、程度のいいECUをゲットでき、交換作業を実施しました。

テールランプの基盤修理

004 テールランプの基盤修理

「テールランプが全く点灯しない」と240が入庫。オーナーさんは「ディーラーで新車購入時から点検してもらっているのに、もう部品がないから修理は不可能ですと言われ…弱っています」と、広栄自動車に駆け込んできたカタチです。早速、点検したところ、基盤がショートしているもよう。当然、交換部品がありませんので、配線を組み直しての修理となりました。ディーラーさんに修理を断られた方は、ぜひ、ご相談ください。

メーターパネル内のOH

005 メーターパネル内のOH

旧車になると、各部の劣化や汚れが酷くなってきます。とくに視認性にかかわる部分は、パーツの交換が不可欠です。でも…コストがかかり過ぎて修理に出すのを躊躇しがち…。そんな時は、広栄自動車にお任せください。メーターパネル内の汚れが酷い240が入庫した際も、その一例で、取引先の専門業者に依頼。きれいに洗浄するとともに、内部のギアやコンデンサー類の修理も可能です。もちろん、可能な限り、安価で仕上げます。

グローブBOXの開閉不良

006 グローブBOXの開閉不良

助手席側に設けられた収納用のボックス(グローブボックス)。その開閉蓋が走行中の振動で突然、勝手に開くというトラブルで240が入庫してきました。調べてみると、プラスチック製のツメ部分が経年により磨り減っていて、ロックがかからない状態になっていました。思いついた修理方法は…ドライヤーの熱風でプラスチックを少しずつ曲げ、ツメの役割を果たすように変形。これが上手くいき、しっかりとロックできるようになりました。

パワーウインドーの不良

007 パワーウインドーの不良

便利なパワーウインドーもガラスが斜めに動いたり、ガタつきで異音が発生すると興ざめですよね。交換部品が比較的高価なので、修理もせずにそのまま乗っているドライバーさんも多く存在すると聞きます。でも…調整だけで治る場合もありますので、一度、ご相談ください。入庫してきた240は、ウインドーを支えるパーツのビス留めが緩んでいるだけで、調整しながらしっかりとビスを締め直し、グリスアップすると正常に戻りました。もちろん、パーツ交換は不要で、費用も工賃だけの修理となりました。

点火コイルの交換

008 点火コイルの交換

エンジンが全く始動しないという240。原因を1つずつ探っていくと…点火コイル(イグニッションコイル)の不良と判明しました。この部品は、エンジンの点火に必要な高電圧を発生させる装置で、スパークプラグへの点火には必要不可欠のパーツです。いわゆる、エンジン始動には最も重要部分で、これが不良となれば…交換が絶対条件となります。早速、中古部品を手配して入れ換え作業を開始、無事に復旧しました。(この部品の寿命は平均的に走行10万キロが目安と言われています)

ステップモールが脱落…

009 ステップモールが脱落…

両サイドのドア下に取り付けられている240のステップモール。それが…走行中の振動や経年劣化により、脱落してしまうトラブルが起こっています。入庫してきたクルマも、そんな1台で、点検すると…モールを固定するプラスチック製のピンが多数割れている状態でした。このパーツを交換して、しっかりとはめ込む作業を実施。ピンの数は片側だけで13個、両サイド合わせて計26個を交換しました。

ヒーターホースの交換

010 ヒーターホースの交換

厳しい寒さの時期…暖房が効かないクルマは辛いですよね。エンジンから室内ヒーターに繋がるヒーターホースのトラブルで、こんな事態に陥りますが…入庫してきた240は、液漏れでホースの劣化が判明。早急に新品のホースに取り替えて、事なきを得ました。(ホースは、いろいろなパーツの位置関係を考えて、避けるように曲線成形されています)

天井の取っ手カバー欠損

011 天井の取っ手カバー欠損

電車にたとえると、吊り革のような役割を担う車内ルーフのアシストグリップ(取っ手)。使用頻度は少ない個所ですが、劣化により、いつの間にか部分的に欠損している場合があります。入庫してきた240の取っ手は、取り付けネジを覆うカバーが外れた状態で、「古いクルマを少しでも美しく……」と、パーツ探し。240は中古部品でも品薄ですが……なんと、新品が見つかり、画像の通り、取っ手にきれいなカバーが付きました。

ATシフトカバーの交換

012 ATシフトカバーの交換

長い年月を経た240。運転席まわりのダメージが目立つことも多く、今回のATシフトカバーの損傷もその一つです。補修のテープが貼られたその姿は痛々しく…安全面も考えての交換となりました。もともとのカバーはベージュ色ですが、丈夫なブラックタイプの中古パーツを探し出しました。交換の際は、まずシフトノブを抜き取りますが、オーバードライブの配線があるため、慎重な作業が求められます。

ドアロックの故障

013 ドアロックの故障

240のドアロックが故障して「ロックが解除できない状態」と入庫。各ドアごとに1基ずつ搭載されているアクチュエーターの異常を疑い、ドアの内張りを分解して調べてみるとズバリ的中。パーツ交換は新品が既にないため、中古品を探して修理を終えました。

グローブBOXの蓋が…

014 グローブBOXの蓋が…

240の老朽化は、こんなところにも…。助手席側のグローブBOXを開けると、二重構造の化粧板の一枚が剥がれ、なんとも無残な状態になっていました。修理は、二枚重ねの化粧板の隙間に接着剤を塗り込み、完全に乾くまでクリップ棒で固定。これで、元通りの化粧板に復活します。

ATレバーのガタつき

015 ATレバーのガタつき

ATシフトレバーを支えているマウントが、しっかりと固定されていなければエンジン始動もできない状態に…。入庫してきた240のATシフトレバーは前後のスライド時に、「横方向にもグラグラして運転するたびに不安感いっぱい」と、修理のご依頼。早速、ミッション部分の土台を点検すると…やはり固定ネジに緩みが発生していましたので、1本1本の締め付けを行いました。

ボンネットのグリスUP

016 ボンネットのグリスUP

普段、開閉することの少ないボンネット。旧車になればなるほど、ヒンジ部分やアームの老朽化で、点検時の開閉に支障が出る場合が増えてきます。画像の240も、しかり。気づいた時点で、開閉する際の可動部分へのグリスUPで早めの予防策を施しておきましょう。

ディスローター不具合

017 ディスローター不具合

240のエンジンが不調で…念入りに調べてみると、点火系に問題があることが判明。早速、分解してみると、ディストリビューターのローター部分が高熱にさらされて経年劣化。かなり破損していましたので、中古パーツを手配したうえで交換させていただきました。

アニマルネットの不具合

018 アニマルネットの不具合

240ステーションワゴン用のアニマルネットは、ハネ上げ式で、使わないときにはフレームパイプごと天井側へ固定するようになっています。ところが、天井に付けられているプラスチック製はめ込み部分が経年劣化で破損するケースが目立ってきており、入庫してきたクルマもそんな1台でした。パーツが入手できないため、試行錯誤の末、強力なマグネットを左右に取り付けることで代用。これで、天井部へ固定することが可能となりました。

OILレベルセンサー不良

019 OILレベルセンサー不良

240の後期モデルに搭載されたオイルレベルセンサー。このパーツが不良のため入庫してきましたが、「できるだけ安価に…」というご依頼を受けて、前期モデル仕様に変更することをご提案。センサーのユニット交換より、ブレーキのオイルタンクを取り付ける方式にするほうが、かなりコスト安になるからです。同じトラブルでお悩みのオーナーさんは、ぜひご相談ください。

ドアストッパーの破損

020 ドアストッパーの破損

運転席側のドアを開けると…開き止めが利かず、いきなり全開してしまう240が入庫。調べてみると、ストッパー部分のスプリングが破損していることが分かりました。部品交換で完了しますが、新品パーツなら2〜3万円の費用がかかるため、中古パーツを手配。安価に修理ができました。

Rハブボルトの交換

021 Rハブボルトの交換

車輪の取り付けに不可欠のハブボルト。ホイール穴にセットして、ナットで締め付けますが、タイヤ交換の繰り返しによって、ネジ山がつぶれてしまうことがあります。入庫してきた240リアのハブボルトは、まさに、そんな状態。1本1本丁寧に抜き取り、新たなボルトを固定。ナットも新しいものと取り替えて修理は完了です。

シートヒーターの故障

022 シートヒーターの故障

古いクルマながら、座席がポカポカ暖かいシートヒーターが装備された240。当然、故障もつきものですが、「全く暖かくならない」と、この冬、入庫してきた1台を点検すると……サーモスタット機能を備えた温度センサーの不良と判明しました。座席シートをめくりあげると現れる温度センサーの新品と交換すれば作業は完了です。

アクセルペダルが重い…

023 アクセルペダルが重い…

走行中、アクセルペダルの踏み込み時に違和感を覚え、「その重さに必要以上の脚力を使って運転している」という240のオーナーさん。調べてみると、ワイヤーの劣化により、スムーズなアクセルワークができていない状態でした。早速、新品パーツと交換すると、本来のアクセルワークを取り戻しましたが、この故障は、車庫に眠っていることが多いクルマに多く、心当たりの人はぜひ広栄自動車にご相談ください。

SRSの電気系トラブル

024 SRSの電気系トラブル

メーターパネルにSRSの警告灯が点灯したままの240。2017年からエアバッグ装着車への規制が厳しくなり、このままだと車検にも通らず、何と言っても安全面で不安です。自己診断機能を試しても反応がないため、コンピューター本体の故障が原因と判断しました。助手席側のフロアマットの下を確かめてみると…湿気を帯びたようなコンピューター本体…。早速、中古パーツと交換したところ警告灯は見事に消え、修理は完了しました。

リアカムシールの交換

025 リアカムシールの交換

240のエンジントラブルの一つが、カムシャフトの後ろ側に位置するカムシールの劣化です。ちょうど目くら蓋の役割を担うパーツですが、ゴム部分が経年により割れが生じて抜け落ちてしまうことがあります。940の場合はこの個所にディストリビュータが取り付けられているため、240特有のトラブルと言えるかも知れません。修理は、エンジンの同個所を分解してパーツを交換します。

マスターバッグの交換

026 マスターバッグの交換

中古パーツがめっきり減ってきた240。広栄自動車では、この対策として、ボルボの他車種パーツを改造するなどして修理をお受けしていますが、ブレーキのマスターバッグが故障した240がこのほど入庫。940の同パーツを一部改造して装着、無事に修理が完了しました。

アンテナロッドの交換

027 アンテナロッドの交換

240の左側フロントフェンダー部分にセットされているラジオアンテナ。ロッドは、ラジオスイッチをONにするとUP、エンジンキーをOFFにするとDOWNするオート機構ですが、経年劣化やいたずらなどで折れ曲がってしまうトラブルが起こります。パーツ交換は簡単に済みますので、お悩みのオーナーさんはぜひご相談ください。

Key差し込み口の不良

028 Key差し込み口の不良

Keyを差し込んで、いつものようにセルを始動しようと回すと、ウンともスンとも無反応…。こんな症状の240に、「他店で新品パーツに交換してもらったのに…なおらない…」と嘆くオーナーさん。もともとは差し込み口基盤の接点不良が原因と思われますが、よくよく調べてみると新品パーツも不良品と判明。広栄自動車の中古ストックパーツに交換すると、難なく問題は解消されました。

タイロットエンドの異音

029 タイロットエンドの異音

ステアリングギアBOX末端にセットされている部品《タイロット》が原因で、走行中にバウンドした際、異音が出ていた240。ユーザーさんが「他社で新品パーツと交換してもらったものの、異音が消えない」と当社へ駆け込んできました。念のため、当方の中古パーツに付け替えて走行してみたら…見事に異音は解消。どうやら、新品パーツが不良品のようでした。

シート破れの補修

030 シート破れの補修

ドライバーズシートの破れが気になる…と、入庫してきた240。上布を丁寧に剥がしての縫製作業となりますが、画像の通り、きれいに修復できました。専門職人の手による補修で、3〜4日間での仕上げとなります。

トランクのダンパー交換

031 トランクのダンパー交換

トランクを開けた状態で、勝手に下りてきて閉じる寸前にまでなる240。ダンパー内のスプリング(バネ)のへたりが原因ですが、中古パーツを英国から取り寄せての修理となりました。作業はちょうど腕時計のベルト交換時のピンのバネを縮めながらハメ込む要領で、意外と根気のいる修理でした。

加速時に底から異音が

032 加速時に底から異音が

アクセルを踏み込んでスピードを上げると、車体の底から嫌〜な音がする240。点検してみると、プロペラシャフトとデフを繋ぐジョイント部分《センターベアリング》からの音と判明しました。分解すると、該当個所のラバーリングがかなり劣化していて、隙間に付けられているスプリングも破損していました。早速、パーツを交換すると…見事に異音は解消されました。

ハンドルからコキコキ音

033 ハンドルからコキコキ音

ハンドルを回すたびに「コキコキッ」という嫌な音がする240の修理依頼を受けて、点検すると、ステアリング機構のギア接点の遊び(隙間)が原因と分かりました。早速、ギアBOX内の調整を始めるわけですが…ここで問題となったのが、修理には調整用のネジアダプターが必要で、急きょ、それを自作しての隙間調整作業となりました。これも、「なければ作る」という広栄自動車のポリシー通りの修理でした。

ドアハンドル(外)交換

034 ドアハンドル(外)交換

金属疲労により、ドアのアウターハンドルがポッキリ折れてしまった240。ぼかしブラック仕様タイプのため、同仕様の中古パーツを探しましたが、どうしても見つからないので、仕方なくシルバーメッキ仕様をチョイス…。水ペーパーで丁寧に磨き、ぼかしブラックに塗装したうえで、取り付けました。「なければ作る」。広栄自動車の真骨頂です。

ウォーターPのボルト折れ

035 ウォーターPのボルト折れ

ウォーターポンプを交換する際、ボルト部分が折れていて、これが原因で作業が難航するケースがあります。この240も例外ではなく、修理には経験値がものを言い、一般の修理業者では引き受けない場合が多いようです。広栄自動車では、まず、シリンダーヘッド部分を分解。折れているボルト部分に他ボルトを溶接し、シリンダーブロックを温めてボルトを引き抜く処理を施し、作業を進めます。復活させるためには、面倒な修理工程を惜しみません。

座席面の老朽化対策

036 座席面の老朽化対策

経年変化とともに擦れや振動により、傷みが激しくなるのがドライバーズシートです。とくに座面部分は、ひび割れ・破れが発生して、見た目にもテンションが下がりますよね。そんな状態の240が入庫してきて、「できるだけ安価に対処してほしい」とご依頼。対策としては、助手席側の座面は状態のいい中古部品が多いので、これに取り替えるプランをご提案。お約束通りにローコストで修理が完了しました。

新タイプのヒューズBOX

037 新タイプのヒューズBOX

接触不良などのトラブルが絶えない240の旧タイプ式ヒューズBOX。助手席側の足元付近にありますが、この際、思い切って、社外品の新タイプ(はめ込み式)に交換する提案をして作業を開始、無事に取り付け完了しました。

動かないATシフト

038 動かないATシフト

240(93年後期ステーションワゴン)を発進させようと、ブレーキペダルを踏んでATシフトのパーキング(P)ポジションからドライブ(D)へ移動させようとしても、ロックがかかったまま全く動かない状態に…。ロック解除ボタンを押してもダメ…。原因を探るためATシフトを分解すると、電磁石内の底部に固定されているプラ製ワッシャが宙に浮いた状態になっており、これが弊害の元と判明しました。ワッシャは稼働音を和らげる役割だけなので、これを排除する策をとり、本来のATシフト機能を取り戻しました。

ドアポケットの割れ

039 ドアポケットの割れ

経年劣化は各部に生じますが、プラ製のドアポケットもヒビ割れ対象の1つです。240になると中古パーツもほとんどないので、知恵を絞っての修理が必至となります。今回は、ポケットの背面側に市販のアルミテープで補修を試みた結果、表面のキズも思ったより目立たなく、きれいに仕上がりました。(※ 他の修理も承りましたので、この補修はサービスでさせていただきました)

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